2025年6月26日木曜日

6年生心肺蘇生法の学習

 令和7年6月26日(木)

今日の5時間目、6年生への心肺蘇生法の学習がありました。保健の教科書でも取り上げられており、胸骨圧迫とAEDの目的や対処の仕方など、基礎的な内容を学びました。子どもたちは、なぜ胸骨圧迫をするのか、AED役目は何なのかなど、ビデオや講話で学習しました。そのあと、実際に胸骨圧迫の仕方を学び、実際に小さな模型で体験してみました。子どもたちからは、「なかなかうまくできない。」「すごい力がいる。」などの声が上がっていました。終盤になると、リズムよくできる子どもも増えてきました。最後にAEDの使い方を、学びました。自分の身の回りにそんな危機が差し迫った時、どのように行動するのか、良い学習になったようです。近い将来、命のリレーを支える一員であってほしいですね。

























2025年6月20日金曜日

演劇ワークショップ(豊岡市非認知能力向上事業)

 令和7年6月20日(金)

昨日、今日と、演劇ワークショップが行われました。これは豊岡市の非認知能力向上事業で、演劇ワークショップの体験を通して、子どもたちの非認知能力向上のきっかけにしようというものです。

2年生の1回目は、自分たちで5文字以内の言葉を設定し、見ている人が分かるようにそのシーンを演じるというものです。言葉を選ぶこと、どんなシーンにすると見ている人に伝わるのか、だれが、何を、どう演じるのかなど、すべて子どもたちが話し合って決めていきます。数名のファシリテーターは、その話し合いの様子をよく観察したり、緩やかに介入したりしながら、子どもたちの主体性、自制心、協働性などを引き出し、見取っていきます。

「もちつき」「スイミー」「さかなつり」などの言葉を自分たちで選び、練習を重ねます。1回目の発表の後は、それぞれに関係ないキーワード(ばくだん・さむらい・ケイドロなど)を与えられ、さらにバージョンアップを図ります。子どもたちは一生懸命考えて話し合い、さらに工夫をして表現します。

このような発表までのプロセスで、自分からアイデアを出し関わっていく能動性や、ゴールを目指して自分の役割を自覚して協力していく協働性、自分の感情や欲求を少し抑えて、コントロールしていく自制心などが発揮されます。笑顔で話し合い、少しずつ合意形成されていく様子、発表の時は「静かにして」などの言葉が一切ない中でも静寂が作られていたこと、そして仲間の発表に対して「~みたいに見えてすごかった。」「~しているところがよくわかってすごいなあと思った。」など感想を述べ、自分の言葉で意味づけ、価値づけていたことです。

演劇ワークショップだけでは、非認知能力は向上しません。普段の授業や学校生活、家庭での生活においても、「子どもの能力を引き出す」という立場でのかかわりが大切だなと感じました。























2025年6月19日木曜日

縦割り遊び

 令和7年6月18日(水)

水曜日の昼休みは掃除がありません。少し長い休み時間を利用して、縦割り班で遊びました。暑さ指数が31を超える予報だったので、室内でできる遊びに変更です。

それぞれの班では、6年生が低学年や中学年でも楽しめる遊びを考えてくれました。当日の進行も6年生が行い、小さな子に配慮する姿も見られました。担当の先生もいるのですが、全く介入せず見守ったり、一緒に遊んだりしています。子どもたちも、笑顔がいっぱいになり、きちんとルールも守られ、みんなが心地よい遊びの時間となりました。

これも、6年生が丁寧な態度で進めたリフォローしてくれたりしたからです。あわせて、下級生も、6年生の指示を聞いたり、邪魔をしないように心がけていたからです。みんなを引っ張っていく態度、遊びを創る一人として望ましい姿、6年生へのあこがれの気持ちが、いっぱい広がっていました。
























2025年6月12日木曜日

避難訓練

 令和7年6月12日(木)

北但大震災から今年で100年。豊岡の町も大きな被害を受け、当時の豊岡小学校グランドにも多くの被災者が避難されてきたと言われています。今日は、そんな100年前の事実を子どもたちに紹介しながら、自分の命は自分で守る大切さについて、訓練し、振り返りました。

避難してくる様子を見ていると、非常に落ち着いて、整然と運動場に逃げてきました。訓練に臨む態度も真剣そのもの。おしゃべりや笑顔もなく、訓練する意味を理解しているようでした。

教職員も、避難のさせ方や言葉のかけ方はどうだったか、避難経路は適切だったか、子どもに安心感を与える態度だったか、各係の仕事の確認などを行いました。

子どもたちが一層安心して過ごせるように、また子ども自身が考えて適切な避難行動をとることができるように、防災訓練も更新し続けていきます。
















読み聞かせ

 令和7年6月12日(木)

学校では、ボランティアの皆さんにお世話になって、子どもたちへの読み聞かせをしていただいています。各学年の教室を回って、同一学年の子どもたちに絵本を読んでくださったり、今日のように、昼休みに図書館で読み聞かせをしていただいています。

どちらの場面でも、子どもたちは絵本の世界に吸い込まれるように、じっと見つめ、静寂の中で絵本の世界に浸っています。昼休み、いろいろな学年の子どもたちがやってきたときも、我先にと最前列でお話を聴こうという子も多くいました。

教師以外の大人が、子どもたちに読み聞かせをしていただき、素敵な絵本の世界に連れて行ってくださっています。保護者や地域の皆様の温かなご支援を、子どもたちはたっぷりと受け取っています。ありがとうございます。












2025年5月30日金曜日

自然学校出発式

 令和7年5月30日(金)

今朝は自然学校出発式が開かれました。5年生は、来週1週間自然学校に行ってきます。子どもたちは、自然学校の目的や、自分たちでやり遂げたいこと、大切にしたいことなどを、元気いっぱいに表現しました。また、自然学校期間中に毎日歌う「宝物」という歌を響き渡る声で歌いました。思わぬトラブルや小さな失敗もあると思いますが、自分たちで考え、話し合い、協力して乗り越えてほしいと思います。












2025年5月28日水曜日

学級遊び

 令和7年5月28日(水)

今日はとても天気が良く、掃除もない日だったので、運動場で多くのクラスが「学級遊び」をしていました。ドッジボールや鬼ごっこなど、担任も交えて、楽しい時間を過ごしていました。

こうした学級遊びは、普段なかなか見られない子どもの姿を見ることができます。担任も、いろいろな子どもたちとおしゃべりしたり、ゲームをしながら触れ合ったり、一人一人と距離が縮まるようにしています。同時に、遊びの中で子ども同士をつなぐ役割をして、子ども同士の関係性がよくなるように意識して関わっています。

学校は、教科学習だけでなく、社会性など他者との関わり方も同時に学んでいきます。そういう意味では、学級みんなで遊ぶ場、異年齢で遊ぶ場も、子どもの発達や成長にとっては欠かす子のできない活動になります。

遊んでいるときの子どもたちはみんな笑顔いっぱい。心も体も解放されています。学校が子どもたちにとって、なんだか楽しい場、居心地のよい場になるよう、環境を整えていきます。























2025年5月20日火曜日

修学旅行出発式

令和7年5月20日(火)

今朝は、修学旅行出発式が行われました。6年生が1~5年生を前に、修学旅行に行く目的や学んできたいこと、豊岡小学校の代表としてどのような旅行にしたいのかを、自分の言葉で語ってくれました。下級生も、真剣にその様子を聴き入っていました。 最後に「ヒロシマのある国で」を素晴らしい歌声で歌い、平和への願いを体育館いっぱいに響かせていました。

80年間平和な世界を求め続けている我々の代表として、またこれからの自分の在り方を深く考える続ける機会として、この旅行で「命と人権」の学習を進めてほしいと願っています。

















2025年5月9日金曜日

1年生を迎える会

 令和7年5月9日(金)

今日は、1年生を迎える会が児童会主催で行われました。1年生の入学を児童会全体でお祝いしようというものです。

6年生と手をつないで入場してきた1年生はとてもうれしそうで、満足気でした。6年生の進行で会が進みましたが、とても良い関係性が見えました。


○縦割りグループで並ぶ時、高学年が指示したり背中に手を添えたりすると、下級生がすっと動く。他者からのかかわりを素直に受け入れている。

○1年生に向けて全校生で歌を歌う時、体を揺らしながら一生懸命1年生に向けて歌っている。6年生の「心を込めて歌おう」という呼びかけに、応えようとしている。

○6年生がクイズを出す時、「静かに」と言われなくても静寂を創り、問題を聴きとっている。正解発表の時は体全体で喜びを表現している。しかし、そのあとすぐに自分の意志で、周りの雰囲気を読み取り静寂に戻る。

○迎える会の途中でも、他者を邪魔したり、関係ないことをしたりして会の進行を妨げるようなことをする子はいない。自分の欲求をぐっと抑えコントロールできている。その場から逃げ出さず、自分の意志で会に参加し、会を創っている。

○6年生は本部役員だけでなく、各班にいる一人一人がリーダーになったりフォロワーにな    ったりしながら、会の進行を支えている。他者に貢献する意識が行動に良く表れている。

異年齢での活動では、このような主体性や自制心、協働性が発揮され、子ども同士の関係性が高まるにつれて、子ども同士で正しあったり認め合ったりします。同学年だけでなく、このような異年齢の活動を通して、子どもたちは育っていきます。