令和7年5月9日(金)
今日は、1年生を迎える会が児童会主催で行われました。1年生の入学を児童会全体でお祝いしようというものです。
6年生と手をつないで入場してきた1年生はとてもうれしそうで、満足気でした。6年生の進行で会が進みましたが、とても良い関係性が見えました。
○縦割りグループで並ぶ時、高学年が指示したり背中に手を添えたりすると、下級生がすっと動く。他者からのかかわりを素直に受け入れている。
○1年生に向けて全校生で歌を歌う時、体を揺らしながら一生懸命1年生に向けて歌っている。6年生の「心を込めて歌おう」という呼びかけに、応えようとしている。
○6年生がクイズを出す時、「静かに」と言われなくても静寂を創り、問題を聴きとっている。正解発表の時は体全体で喜びを表現している。しかし、そのあとすぐに自分の意志で、周りの雰囲気を読み取り静寂に戻る。
○迎える会の途中でも、他者を邪魔したり、関係ないことをしたりして会の進行を妨げるようなことをする子はいない。自分の欲求をぐっと抑えコントロールできている。その場から逃げ出さず、自分の意志で会に参加し、会を創っている。
○6年生は本部役員だけでなく、各班にいる一人一人がリーダーになったりフォロワーにな ったりしながら、会の進行を支えている。他者に貢献する意識が行動に良く表れている。
異年齢での活動では、このような主体性や自制心、協働性が発揮され、子ども同士の関係性が高まるにつれて、子ども同士で正しあったり認め合ったりします。同学年だけでなく、このような異年齢の活動を通して、子どもたちは育っていきます。